定量調査とは、収集したデータを数値化することを想定して設計した調査です。データを統計学的に集計・分析することで、人数・割合・傾向値など明確な数値として可視化することができます。

定量調査は、ネットリサーチのほか、電話調査、FAX調査、郵送調査、街頭調査、会場調査(CLT)などの調査手法があります。弊社はこれらの手法のいずれも実績がありますので、調査の対象者・サービスなどに応じて最適な手法をご提案しております。

従業員満足度調査(ES調査)

従業員の意欲・モチベーションや、会社方針や制度、職場、上司への満足度などを測るためにおこなうアンケート調査です。現状の従業員満足度の把握に加えて、制度の見直しや働きやすい職場環境づくりのための検討材料を得ることができます。

顧客満足度調査(CS調査)

商品のユーザーやサービス利用者から評価、ニーズなどを把握し、商品の改善やサービス向上のためのアイディアを得ることができます。商品・サービスの総合満足度や継続意向や推奨意向などの総合指標に加えて、体系的に設計された項目別満足度のデータを収集することで、顧客の「継続購買」や「推奨行動」を高めるための知見を得ることができます。

来訪者満足度調査


観光地が発展していくためには、観光地の魅力を高めること、観光客にまた来てもらうこと、周囲に観光地を紹介してもらうことで新たな観光客を招くことが重要となります。
来訪者満足度調査によって、「観光地の魅力評価=満足度」、「観光客にまた来てもらうこと=再来訪意向」、「周囲に紹介してもらうこと=紹介意向」を可視化し、これらを高めるために必要な取り組みを検討していきます。
満足度や再来訪意向、紹介意向は、性別や年代、同行者など、様々な属性によっても評価が異なります。また、景観雰囲気や宿泊・飲食施設などの直接的なサービスだけではなく、その地域との関係性や外的な評価など様々な要素によって構成されています。このように複雑な構造を明らかにし、行動計画に繋げていくためには、しっかりとした満足度調査を実施し、分析することが大切です。

郵送調査

アンケートの送付や回収を郵便でおこなう調査手法です。調査票の他、商品のカタログや商品そのものを同封して送付することも可能です。
商品・サービスの利用者に直接アンケートをお願いしたり、調査参加の同意を得た消費者パネルに実施することが可能です。

インターネット調査(Webアンケート調査)

インターネット調査とは、インターネット上でのアンケート調査のことです。インターネット調査の他、ネットリサーチ・インターネットリサーチ・web調査・webアンケートなどと呼ばれます。
大量の回答データを短時間で入手可能なことに加えて、コストも他調査に比べて抑えやすく、マーケティングリサーチの代表的な調査手法となっています。
調査会社が保有するパネル(消費者モニター)を調査の対象として、商品・サービスの普及率などを把握したり、商品・サービスの対象となるターゲットサンプルを抽出して、回答データを得ることができます。

会場調査(CLT)

会場調査(CLT)とは、あらかじめ用意した会場で、調査対象者に商品やサービス、広告等についての評価してもらい、定量的なデータとして収集する手法です。

実際の商品やサービスに接してもらうことで、よりリアルな評価を得ることが可能です。試飲・試食を伴う調査や、香りの評価、発売前のパッケージ調査など、実際に対象者に「食べてもらいたい・飲んでもらいたい」「見てもらいたい」「触ってもらいたい」場合に向いています。商品やサービスのリアルな評価を定量データとして取得可能なほか、インタビューを同時に行うことで定性的なデータの取得も可能です。

また、テスト品等を管理可能な環境で調査ができるため、新商品・新サービス、新しい広告等の情報を守ったまま評価が可能です。

ホームユーステスト(HUT)

食品、飲料、日用品、家電製品などの商品やサービスを家庭で使ってもらい、使い心地などの評価を得ることができます。
新商品のチェック・仕様の確認や、現行品の改良点のチェック、自社製品と競合品との比較などを、実際の生活シーンで使ってもらいながらの評価を得ることが可能です。

アクセス解析

Webサイトのコンバージョン数アップにつながる課題をみつけるために、サイト訪問者の特性や行動を分析します。性別、年齢、居住地域などの基本属性、どのこページからアクセスしてきたか、一番最初に見たページ・よく見られているページなどの分析に加えて、サイトにアクセスしたパネル(消費者モニター)を抽出し、具体的な評価などを得ることも可能です。