ブランド管理

自社ブランドの現状・他社の浸透度を確認したい

自社ブランドの現状を知り課題を抽出するためには、まず自社ブランドが属する商品・サービスカテゴリー市場について、マーケティングの3C(Customer:市場・顧客、Competitor:競合、自社:Company)の視点で俯瞰的に把握することが必要となります。

調査によって把握する方法としては、定量調査と定性調査を組み合わせておこなうことをおすすめしています。定量調査で自社・競合の認知率など大まかな傾向を掴み、定性調査で具体的なブランドイメージやブランドバリューを明らかにすることで、自社ブランドがどの程度市場に浸透し、市場では競合との間でどのような立ち位置にいるのか、競合に対する自社の強みと弱みはどういったところなのかを明確にすることが可能となります。

また、調査に依らず、既存の統計データや報道資料など信頼性の高いオープンソースから情報を収集し、自社が属する市場の規模、成長性、参入余地・障壁、トレンドなどを検証するデスクリサーチも有効な手法です。

具体的な調査手法

定量調査(Web調査)

定性調査(グループインタビュー)

デスクリサーチ・文献調査

自社ブランドを、いつ・どこで・誰がどのように購入しているのか実態を確認したい

自社の商品・サービスを生活者がどのようなプロセスによって購買しているかを確認する方法としては、ネットリサーチやインタビュー・日記調査で実際に買い物をした際のレシートや買い物品の画像を収集・分析する方法があります。

いずれの方法でも、購買行動のプロセスを、認知→興味喚起→比較検討→購入意思決定→購入チャネルといった時系列順に何があったか確認して、購買に至るきっかけ・動機を聴取します。

具体的な調査手法

定量調査(Web調査)

定性調査(グループインタビュー)

定性調査(デプスインタビュー)

定性調査(日記調査)

自社ブランドの購入者・利用者の満足/不満足の要因を確認したい

市場環境が変化する中、自社ブランドの価値が毀損していないか検証し、顧客との関係を継続させるために改善するべき課題を抽出し対処していくため、定期的に自社ブランドに対する満足/不満足を測定する必要があります。

具体的な調査方法としては、自社の商品・サービス購入者・利用者に対してネットリサーチやインタビュー・日記調査をおこない、購入前の期待と購入後の充足度、満足度を聴取して、商品・サービスから満足度を醸成する要因や不満を引き起こす要因を明らかにします。

具体的な調査手法

定量調査(Web調査)

定性調査(グループインタビュー/デプスインタビュー)

定性調査(デプスインタビュー)

定性調査(日記調査)

自社ブランドの購入・利用に至らない要因を確認したい

自社の商品・サービスが新たな購買者・利用者を獲得するマーケティング立案に資するため、非購入者・非利用者の自社ブランドに対する認知率・トライアル意向の水準や非購入・非利用の理由を把握するためには、ネトリサーチやインタビュー・日記調査は有効です。

具体的な調査手法

定量調査(Web調査)

定性調査(グループインタビュー)

定性調査(デプスインタビュー)

定性調査(日記調査)