定量調査

ネットリサーチは、インターネットを利用した市場調査で、インターネットリサーチ、インターネット調査、ネット調査、Web調査などとも言います。

ネットリサーチ

企画意図をおうかがいし、調査目的や背景を把握したうえで、回収したいサンプル数や目的に合う、最適な調査モニターをコーディネイトし、 調査設計 、サンプリングから分析までご提供します。

トータルサポート

調査の企画設計から、報告書の作成までをトータルサポートいたします。
社内リサーチャーによる調査の企画設計から、調査票作成・実査管理、実査後の報告書の作成までトータルサポートが可能です。「集計のみ」「報告書作成のみ」などを部分的に依頼いただくこともできます。ご予算やご要望に応じて、最適かつ必要最小限のソリューションをご提供します。

企画設計

アンド・ディでは、調査の目的や背景をしっかり把握した上で、仮説の構築から調査後の活用方法まで含めてご提案いたします。
また企画設計時には、調査規模と調査目的に合わせて、分析に必要となるサンプル数を見極め、適切な割付をご提案いたします。
※「割付」とは、性別や年代など、回収するサンプル数を条件別に設定することです。例えば100サンプルの調査で男性20代25名、男性30代25名、女性20代25名、女性30代25名など(均等割付)。

スクリーナー作成

意味のある調査結果を得るため、条件を満たす回答者を絞り込みます。調査設計に基づき、しっかり対象者を絞り込めるスクリーナーを作成いたします。

GT集計・クロス集計

アンケート集計・グラフ作成をご依頼いただけます。お客様のお悩みに合わせたサービスをご紹介いたします。集計・グラフ作成のみのご相談もお受けしております。

報告書の作成

経験豊富なリサーチャーによる、クオリティの高いレポーティング・分析のご提案が可能です。企画設計時におうかがいした調査背景・課題・調査目的に沿ったアウトプットをお渡しいたします。

郵送調査

アンケートの送付や回収を、郵便で行う調査手法です。
消費者個人だけでなく、企業や学校などへの調査も可能です。また、お客様の顧客リストをお預かりし、適切なサンプル抽出を行なった上で、郵送にて調査を実施するケースもあります。

リストの整備から発送・回収、謝礼の発送まで全ての業務を承ります

お客様がお持ちの顧客リストをお預かりし、属性や条件を勘案した上で対象者サンプリング、発送業務を行い、回収、謝礼の発送まで、郵送調査に関わる業務を全て承ります。もちろん、サンプリングのみ、発送業務のみといった、パーツごとのご発注も可能です。
回収状況についても、ご要望のタイミングでご報告いたします。

回収コントロールにより高い協力率を実現します

対象者の条件によって協力率が大きく異なり、回収率が予測しづらいことが多いですが、これまでの豊富な実施経験から、適切な謝礼を設定することで協力率をできる限り向上させ、分析に必要なサンプルを確保いたします。
また、目標のサンプルを確保するために、適切なタイミングで電話でのフォローも行います。
郵送調査では、時期や対象者、テーマによって回収期間が長引く場合がありますが、必要なサンプルが収集できるようにコントロールいたします。

調査票の形式は問いません

回答者が答えやすいよう、直接回答を記入していただく調査票や、マークシートを利用した回答など、回収する調査票の形式には様々なものがあります。弊社では調査目的に応じて最適な方法をご提案し、多様な形式に対応しております。

回収後、入力・集計を行います

回収した調査票については、回答データ・自由回答の入力、集計を行います。入力データのみのご納品も可能です。

グラフ作成・報告書を作成いたします

グラフ作成をご依頼いただけます。お客様のお悩みに合わせたサービスをご紹介いたします。
報告書については、経験豊富なリサーチャーによる、クオリティの高いレポーティング・分析のご提案が可能です。企画設計時におうかがいした調査背景・課題・調査目的に沿ったアウトプットをお渡しいたします。

会場調査(CLT)

会場調査(CLT)とは、あらかじめ用意した会場で、調査対象者に対して、製品や広告等についての評価を聴取し、定量的にデータとして収集する手法です。
対象者がその場で実際の製品や広告、映像などに触れるため、リアルな評価を得ることができ、短い調査期間で定量的なデータを把握することができます。試飲・試食を伴う商品調査、発売前のパッケージやリリース前のCMに関する調査、ゲームやスマートフォンなどのUI/UXに関する調査など、実際に対象者に「食べる・飲む」「見る・触る」といった経験をした上で回答してもらいたい調査に向いています。数人をピックアップし、インタビューを同時に行うこともあります。
対象となる商品や広告を会場から持ち出すことがなく、録音や写真撮影などについてもコントロールするため、上市前の製品や広告についても、情報を秘守できる環境で調査することができます。

ホームユーステスト

一定期間内に実際に製品を家庭で使用してもらい、その評価を尋ねる調査です。
例えば、レトルト調味料の試作品を対象者の自宅に送付し、一定期間試用してもらった後に評価アンケートを実施します。自宅で試用してもらうことによって、対象者がマニュアルにはない独自の工夫をして使用した様子がわかるなど、単なる「アンケート」に留まらない発見ができるケースもあります。

街頭調査(ストリートキャッチ)

調査員が街頭に出て調査対象者を選別し、路上でアンケートやインタビューを行います。例えば観光関係の調査であれば、駅、空港といった交通機関や、観光施設で実施するなど、”今その場にいる”対象者に対してリアルな状況を尋ねる調査を行うことができます。
一般的にはその場で回答してもらうことを想定しているため、大量の質問をすることは大変難しいですが、近くに会場を用意できる場合には、気になる対象者に対してデプスインタビューを実施することもあります。

留置調査

調査票を一定の場所に留め置き、回答してもらう調査です。
「訪問留置法」では、調査員が調査対象者宅へ調査依頼のために訪問して、調査目的や内容を説明し、後日、回収のために再訪問します。
また、飲食店のレジ、ホテルのフロントなどといった窓口に調査票を配置しておき、そこから調査票を持ち帰って回答してもらい、郵送で回収するといった方法もあります。
いずれの場合も対象者は、ある程度時間をかけて回答することができるため、手元の書類などを確認しながら答えてもらいたい調査など、複雑な調査内容にも対応することが可能です。

定性調査

フォーカスグループインタビュー

フォーカスグループインタビュー(FGI)とは、調査対象者を3〜6人程度集め、モデレーター(司会者)がコントロールした上で自由に発言をしてもらい、さまざまな意見・情報を収集する調査手法です。消費者と直接対面することが最大の特徴で、消費者の生の声を収集することができます。また、グループ形式であるため、グループダイナミクスを起こすことで意見が活発になりやすいというメリットもあります。
商品などの対象物に対する表層的な発言を得られるだけでなく、「その瞬間どんな気持ちなのか」「今の一言が、その人にとってどのような意味を持つのか」「他の人の発言についてどのように感じるのか」など、発言の裏にある”心理的”な部分を確認できる手法です。
ただし、有益な意見・情報収集のためには、事前に調査テーマを明確にし、テーマに沿った適切なインタビューフローを作成することが極めて重要です。

デプスインタビュー

インタビュアーと調査対象者が1対1の面接形式で実施するインタビューです。
定量調査では把握しづらい、生活者の「動機」や「意識」などの心理的内面を、深く理解するのに適しています。また、資産管理や保険に対する個人的な状況などといった、グループインタビューでは聞きづらいテーマを扱うこともできます。