夏休み・お盆休み旅行シーズンである8月の旅行状況について、2019年、2020年に調査を実施しました。
調査結果を抜粋、3回に分けてご紹介します。

③これまで最も記憶に残っている旅行先
前回記事はこちら:
①8月の国内宿泊旅行の実施状況
②今後1年以内の旅行意向

  • 調査方法:
    インターネットによるアンケート調査 (株)マーケティングアプリケーションズMApps Panelを利用
  • 調査期間:
    2019年8月調査 2019年9月20日~2019年9月23日
    2020年8月調査 2020年9月3日~2020年9月14日
  • 調査対象:
    首都圏(埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県)、関西圏(滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県)に居住する20~69歳の男女
  • サンプル数:
    計220名:エリア×性年代で均等割付

 

これまで最も記憶に残っている旅行先は、前年と同様「海外」が突出
次いで「沖縄」「北海道」

首都圏・関西圏とも、「海外」が国内を大きく上回ってトップでした。
首都圏は、以下「沖縄」「北海道」「中四国」が続いています。前年に比べ「中四国」が上昇しました。
関西圏は、「北海道」「沖縄」が続きます。首都圏とは対照的に「中四国」が前年から低下しました。


記憶に残っている理由をみると、「海外」は“異文化”・”本場”・”初めての海外旅行”など、インパクトのある体験が挙がっています。
国内の上位エリア:「沖縄」「北海道」は、内地にはない大自然の景勝:沖縄の“海”・北海道の“大地”・“氷雪” や”街並み”が挙がりました。「中四国」については、“原爆ドーム”・“出雲大社”・”讃岐うどん”・“瀬戸内国際芸術祭”といった名所・名物・イベントが挙がりました。
また、国内外いずれでも、“新婚旅行”・“最後の家族旅行”・”パートナーと最初の旅行”など、ライフステージ節目の旅であったという理由がみられ、回答者の自分史を振り返るきっかけとして旅の思い出があることがわかります。

前回記事はこちら:
①8月の国内宿泊旅行の実施状況
②今後1年以内の旅行意向