商店街のファサード【代表コラム】

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商店街のファサード【代表コラム】

こんにちは!代表の佐藤です。
なるべくコラム書くことにしてます。

会社のホームページでの情報発信を見直していくことになりましたので、自社のホームページ更新について思うところをつらつら書きます。

自社サイトは顔である。

自社のホームページ。これは本当に大事です。特にリサーチ業やシステム開発会社のような、「モノ」を扱わない情報産業にとって企業の存在理由(レゾンデートル)そのものを表現する場でもあります。インターネットという技術は、人類の「ありよう」を根本から変えるイノベーションです。
そんなネットの中で許された自己表現。それが、自社サイトに求められている本来的な意味ではないかと思うのです。

とはいえ、更新はなかなか進まない

にも関わらず、なかなかメンテナンスが満足に行き届かない。特に私は個人的にブログが続かない。一応Webシステムの開発をしている私にとって紺屋の白袴。もう少し情報発信が上手ければもう少しいろいろ変わってくるんだろうなという意識はありますがががが。

とはいえ、理屈としては見ない理屈もわからないでもない。何しろ自分にとっては当たり前のこと、知ってることばかり掲載されている、普通の当たり前をわざわざ見に行くのはつい後回しに。特に私個人は周りにどう見られるか?ということに極端に無頓着。着るもののポリシーはかのスティーブ・ジョブスを尊敬している私。満足に鏡も見ない。

商店街の「顔」を見て思うこと

そんな私ではありますが、ふと自社のホームページのことに思いを致すタイミングがあります。それは商店街を歩いている時。

商店街いいですよね。特に少し趣のある個人商店で構成されている商店街が好みですが、その商店街に行くと様々な商店のファサードを目にします。ファサードとは建築用語ですが、建物の正面から見た外観、つまり建物の「顔」部分のことです。

商店街の商店にはもちろん様々な商店があり、その顔も多様です。コロナ明けから始まったような新しい小洒落たカフェやベーカリーもある一方で、昭和然として、開店しているのかどうかわからないようなお店もあります。きっと常連さん相手なのでしょう笑。チェーン店はすぐにそれと分かります。そもそもブランドとして一定の認知があるコメダ珈琲さんみたいなコーヒーショップであれば中の内装や商品まですぐにイメージできたり。

さらに、そんな商店の顔から、中の人の活動を想像するのも楽しい。美味そうな居酒屋さんを探すときの感触かもしれません。様々ファサードの中にはそれぞれの商店の中の人がいろんなマインド、夢とか野望を持ってお仕事されているんだと思いますが、その熱量がファサードから垣間見たり、見えなかったりします。

私たちのWebサイトもまた、ファサード

このあたりは完全に商品開発におけるパッケージと中身の問題と相似形になると思いますが、コンビニの一つ一つの商品の向こう側に商品開発のご担当者がいらっしゃるように、商店街の一つ一つのお店には経営されている方がいる。中身の価値を適切にお伝えできるように適切なファサード、パッケージをデザインしていく。情報設計の基本的な所作ですね。

私達にも新しいAIを活用したリサーチ・システム開発の価値をご提供したいという強い想いがあります。そんなファサードとして自社のWebサイトをなるべく充実させていきたいと改めて思いました。

最後にちょっと宣伝です

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商品やサービスの「顔」がどう受け取られるかを、スピーディに検証するのに最適です。ぜひご活用いただければ幸いです。(最後に書くことでもないのですが。)