株式会社アンド・ディが 実施した企業様の調査事例をご紹介いたします。
2025年7月10日発表
株式会社リクルート リクルート進学総研
高校生の進路選択に関する調査(進学センサス2025)
高校生の進路選択プロセス(行動・意識)を中心に、入試種別やイベント参加率、出願状況などを把握し、進路選択の現状を明らかにする調査です。
一人当たり出願校数の減少続く。進学先「早期決定」が主流派に
総合型・学校推薦型選抜の進学者、9割超が進学に納得
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- 進学する大学の志望順位と合格した入試方法
- 第一志望校への進学者は68.5%で、2022年の前回調査からほぼ横ばい。
- 「年内入試」(総合型・学校推薦型選抜)合格での進学者が53.4%と過半数にのぼり、「年明け入試」(一般選抜・共通テスト利用入試)を9.2ポイント上回る。
- 自身の進路選択に納得しているかを尋ねたところ、合計で87.2%が「そう思う」と回答。特に「年内入試」利用者では91.9%が納得していると回答。
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- 2025年4月大学進学者の進路選択行動概況
- 「興味関心校数は2022年から1.02件減少。資料請求は0.68校、出願校数は0.3校減。
- コロナ禍の影響が残っていた「高校1年」時点でのオープンキャンパス参加率は2019年・2022年より低め。「高校2年」では65.5%、「高校3年」では73.5%が参加。参加校数も3.71件と、ほぼ2019年の水準に戻った。
- 4月から進学する大学のオープンキャンパス参加時の入学意向を見ると、「いくつかの候補の一つだった」が2回連続で増加傾向。
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- 2025年4月大学進学者の進路選択行動概況
- ≪進学先検討時の重視項目TOP3≫
1位(前回1位):学びたい学部・学科・コースがあること(67.3%)
2位(前回4位):自分の興味や可能性が広げられること(31.5%)
3位(前回2位):教育方針・カリキュラムが魅力的であること(28.6%)
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- 進学先検討時の重視項目の変化
- ≪進学先検討時の重視項目TOP3≫
1位:自分の興味や得意分野にあった進路を選んだ(72.8%)
2位:将来のキャリアや目標に繋がる進路を選んだ(41.2%)
3位:自分に合った入試・出願方法を選んだ(28.6%)
- 一方、検討時には「将来やりたいことがわからない」「自分の興味や適性がわからない」が性別や入試方法に関わらず3割前後と多い。