弊社代表 佐藤がガイドをつとめる『JMRX技術勉強会#10』〜マーケティングリサーチのイノベーションを技術的側面から考える勉強会〜を2020年6月30日(火)にオンラインで開催しました。

第10回のテーマは「経産省発!オープンソースによるデータ標準化ツールのMR応用とそのインパクト」です。

IMIコンポーネントツールとは、住所や法人種別名、電話番号といった文字列の表記ゆれを修正したり、正規化してくれるツールです。
2020年5月27日に経済産業省が「gBizINFO」(「世界最先端IT国家創造宣言」(閣議決定)に基づき運用している情報提供サイト)において、IMIコンポーネントツールを公開し、公開後すぐに様々な活用がされています。
今回は、そのIMIコンポーネントツールをMRで活用する方法に関してを参加者のみなさんと議論しました。

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

勉強会の様子


まず初めに、弊社代表 佐藤からIMIコンポーネントツールの紹介、これまでのオープンソースの流れ、ユースケースなどをご紹介しました。


後半は、弊社エンジニアの井手より、IMIコンポーネントツールの実際の使用方法のデモンストレーションを行い、
住所変換コンポーネントや法人種別名の抽出コンポーネントで変換したい住所や法人種別などを試してみました。

実際にデモをみてみて、参加者のみなさんからは
・法人名の名寄せができれば、色々と活用ができそうだと思ったけれど、今回公開されたコンポーネントには含まれていないのが残念。今後に期待したい。
・住所の名寄せツールとしては改善の余地があるけれど、データ属性としては参考になる。
・最近は住所を活用する機会が減ってきているので、活用できる場面が少ないかもしれない。
などの声をいただきました。

実際の活用に関しては改善が必要だけれど、どんどんブラッシュアップされることを期待!という意見が多かったです。

次回の勉強会の開催予定

今後もマーケティングリサーチ業界で活用できるような勉強会を開催してまいります。
次回の開催に関しては、弊社ホームページ、Peatixで更新いたします。
また、取り上げて欲しいテーマがありましたら、ぜひ羽生田までご連絡ください!

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