2025/05/27
リクルート ホットペッパービューティーアカデミー 「美容サロン店販調査(2025年)」
2020/12/07
「Go To トラベル」キャンペーンが東京都も含めた全国で展開された10月1日以降の旅行動向について、11月の連休後に調査を行いました。これまでの調査と同様、東京都、長野県、愛知県にお住まいの方を対象に旅行に関する調査を実施しています。対象地域の選定理由は以下のとおりです。
今回は「10月1日以降」11月末までの期間の旅行実施について尋ねており、7月・9月の調査時よりも対象期間が長いのですが、Go To キャンペーンの開始以降、4割以上の方が国内旅行に出かけたと回答しています。
10月以降に旅行に出かけた人に対して、その時の気持ちを尋ねたところ、日帰り・宿泊や行先に関わらず「混雑がなく快適だった」「平常時の旅行と特に変わらなかった」「旅行先での感染対策が十分で安心した」などのスコアが高くなっています。このうち、「旅行先での感染対策が十分で安心した」は、宿泊旅行の実施者でスコアが高い傾向がみられ、特に【近隣県よりも遠くのエリア】に出かけた人では、33%が該当しています。
7月22日以降のGo To キャンペーン開始以降に旅行に出かけた人に対して、旅行先での「感染対策」に対する感想を尋ねたところ、宿泊施設、飲食店、観光施設・お土産店などのいずれでも、感染対策のほとんどの項目で「適切だと思った」人が過半数を占めました。特に、アクリル板の設置、フェイスシールド、消毒、ソーシャルディスタンスの確保などといった、各施設での'接客場面での対策'については、60%以上が「適切だと思った」と回答しています。旅行先における対策がきちんと行われていることが、「安心だった」と感じさせる要因になっていることは言うまでもありません。
今後の旅行意向について尋ねたところ、「Go To キャンペーンや地域が発行する割引クーポンなどを利用した旅行を計画したい」人は51%で、前回とほとんど変化がありませんでした。その一方で、「Go To キャンペーンやクーポンなどに関わらず旅行を計画したい」が21%と、前回よりも5ポイント増加しており、全体としては旅行意向者が増加する結果になりました。
冬を迎え、日本ではこれまで以上の'第三波'が到来しており、年末年始の人の移動が多い時期に向けて行動を制限する必要がでてきたことから、予断は禁物といったところです。しかしながら、調査時点では、各旅行先での感染対策に対する安心感・信頼感をベースに、旅行の意欲は依然として旺盛です。
性別や地域によっても意識に差があらわれておりますので、居住エリア別などの詳細なデータについては、お手数ですが下記フォームに必要事項を入力いただくと表示されるリンクからダウンロードをお願いします。(下記のフォームに必要事項を入力して「送信」を押していただきますとダウンロードリンクが表示されます。)
【自主調査結果の引用・転載について】
この記事は、アンド・ディ自主調査全質問項目から抜粋し作成しています。「(株)アンド・ディ 〇〇調査」など出典を明記の上で、引用・転載をしていただきますようお願いいたします。またその際、ご利用される旨をご連絡ください。