「Go To トラベル」キャンペーンが東京都も含めた全国で展開された10月1日以降の旅行動向について、11月の連休後に調査を行いました。これまでの調査と同様、東京都、長野県、愛知県にお住まいの方を対象に旅行に関する調査を実施しています。対象地域の選定理由は以下のとおりです。

  1. 長野県:「宿泊旅行統計調査」(観光庁/2019年の確定値)の「外国人延べ宿泊者数」が全国平均値に近く、かつ主要4国際空港(成田、羽田、中部、関西)のうち、成田、羽田、中部からの移動が約3時間以内、また、東京駅からのアクセスが容易であること
  2. 東京都・愛知県:「長野県」が「県をまたいだ旅行先」として選択肢に入る都市圏であること
  3. 九州:九州エリア内における都市圏・地方エリア間での旅行が比較的多いエリアであること
<調査概要>
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査((株)マーケティングアプリケーションズのMApps Panelを利用)
  • 対象者:東京都、長野県、愛知県に居住する20~69歳男女 計513名
  • 調査期間:2020年11月26日~12月2日

10月1日以降、国内旅行に出かけた人は全体の44%

今回は「10月1日以降」11月末までの期間の旅行実施について尋ねており、7月・9月の調査時よりも対象期間が長いのですが、Go To キャンペーンの開始以降、4割以上の方が国内旅行に出かけたと回答しています。

旅行先は混雑がなく快適。また、宿泊旅行実施者では4人1人程度以上が「感染対策が十分で安心した」

10月以降に旅行に出かけた人に対して、その時の気持ちを尋ねたところ、日帰り・宿泊や行先に関わらず「混雑がなく快適だった」「平常時の旅行と特に変わらなかった」「旅行先での感染対策が十分で安心した」などのスコアが高くなっています。このうち、「旅行先での感染対策が十分で安心した」は、宿泊旅行の実施者でスコアが高い傾向がみられ、特に【近隣県よりも遠くのエリア】に出かけた人では、33%が該当しています。

旅行先の宿泊施設、飲食店、観光施設・お土産店などいずれでも、対策は「適切」が過半数

7月22日以降のGo To キャンペーン開始以降に旅行に出かけた人に対して、旅行先での「感染対策」に対する感想を尋ねたところ、宿泊施設、飲食店、観光施設・お土産店などのいずれでも、感染対策のほとんどの項目で「適切だと思った」人が過半数を占めました。特に、アクリル板の設置、フェイスシールド、消毒、ソーシャルディスタンスの確保などといった、各施設での'接客場面での対策'については、60%以上が「適切だと思った」と回答しています。旅行先における対策がきちんと行われていることが、「安心だった」と感じさせる要因になっていることは言うまでもありません。

Go To キャンペーンやクーポンに関わらず「旅行に行きたい」人が増加傾向

今後の旅行意向について尋ねたところ、「Go To キャンペーンや地域が発行する割引クーポンなどを利用した旅行を計画したい」人は51%で、前回とほとんど変化がありませんでした。その一方で、「Go To キャンペーンやクーポンなどに関わらず旅行を計画したい」が21%と、前回よりも5ポイント増加しており、全体としては旅行意向者が増加する結果になりました。

リサーチャーの視点

冬を迎え、日本ではこれまで以上の'第三波'が到来しており、年末年始の人の移動が多い時期に向けて行動を制限する必要がでてきたことから、予断は禁物といったところです。しかしながら、調査時点では、各旅行先での感染対策に対する安心感・信頼感をベースに、旅行の意欲は依然として旺盛です。

性別や地域によっても意識に差があらわれておりますので、居住エリア別などの詳細なデータについては、お手数ですが下記フォームに必要事項を入力いただくと表示されるリンクからダウンロードをお願いします。(下記のフォームに必要事項を入力して「送信」を押していただきますとダウンロードリンクが表示されます。)

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【自主調査結果の引用・転載について】
この記事は、アンド・ディ自主調査全質問項目から抜粋し作成しています。「(株)アンド・ディ 〇〇調査」など出典を明記の上で、引用・転載をしていただきますようお願いいたします。またその際、ご利用される旨をご連絡ください。