株式会社アンド・ディ(東京都港区、代表取締役:佐藤哲也、以下:アンド・ディ)は、Excelファイルをアップロードするだけで自由回答を自動的に分類するFA処理支援ツールを2021年3月19日(金)よりリリースいたします。

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FA処理支援ツールの2つの機能

1. ブランド特定AI機能

自由回答において、想起される商品・企業ブランドなどは、マーケティングリサーチにおいてよく利用される設問です。しかし、自由回答で得られるブランド名は正式名称で記述されるとは限らず、その表記ゆれ・別名などの吸収を行うことはアフターコーディング作業における大きな課題でした。
そこでこれらのアフターコーディング作業を独自アルゴリズムで改善し、スピーディーにコーディングを行う機能がブランド特定AIです。

2. 不正回答判定機能

アンケート調査においては、回答者の勘違いや回答モチベーションの低下により、不適切な回答が含まれることがしばしば発生します。不正回答判定機能では、この問題に対応し、本来、自由回答に期待される回答でないものを自動で判定することができます。その結果、集計対象とするべき回答を素早く絞り込むことが可能になりました。

FA処理支援ツールの4つの特徴

1.複雑な操作が不要なシンプル設計

必要な操作は『ファイルのアップロード/ダウンロード』の簡単なWeb画面操作のみで、テキストのコーディングを行います。必要なものはエクセルファイルのみで、従来の自由回答と比較すると、煩雑な処理や手間は必要ありません。

2.独自アルゴリズムで人手とほぼ変わらない高い精度を実現

複数の手法を用いてエラーを予防する独自開発のアルゴリズムにより、人手と比較して『約98%』という高い精度を実現いたしました。

3.高速な自動コーディング

従来の人手によるコーディングでは、1回答につき数秒の時間を要します。
一方、FA処理支援ツールでは、1分あたり100〜500の回答を自動コーディングすることが可能です。

4. 大サンプル数でもスピード・精度は変わりません

人手によるコーディングはサンプル数が多くなればなるほど、時間やコストが大幅にアップし、精度の低下・コーディングのムラが発生します。しかし、機械的な名寄せを行うFA処理支援ツールはサンプル数が増えてもスピード・精度は落ちません。

背景

弊社内では、自由回答を得る調査において、従来の「人手による」コーディングは時間や手間がかかり、コスト高や分析に集中する妨げになっているという悩みがあり、それを解決するために自社開発を行いました。AIで自由回答のコーディングを自動化するアルゴリズムを開発した結果、コストや手間が大幅に削減できるようになり、多様で低コストな調査や『分析』をより重視した質の高い調査を行うことが可能になりました。
アンド・ディでは、マーケティングリサーチ分野での課題を新しい人工知能・情報処理技術の応用・導入によって解決することを目指しており、同様の悩みをお持ちのリサーチ業界の企業様向けに本サービスをリリースいたします。

FA処理支援ツール活用例

1. サンプル数無制限のブランド名純粋想起調査

自由回答における純粋想起データのコーディング作業が瞬時に完了するため、サンプル数に制限なく純粋想起調査を行うことができます。

2. CM投下前後の効果検証

コーディング作業の短縮により、CM投下前後におけるブランド認知の効果検証が可能になります。

3. 純粋想起からのブランドイメージ調査

純粋想起によるブランド名の特定が容易になるため、助成想起ではなく、純粋想起(自由回答)での設問が可能になり、ブランドイメージを明確に把握することが可能になります。

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当サービスに関するお問合せ先

株式会社アンド・ディ
担当:データインテリジェンス事業部 臼井・羽生田
E-mail:info@and-d.co.jp
TEL 03-6257-1740 / FAX:03-6800-6461
住所:〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目5−5 ビュロー西新橋2F