「死に学問」という言葉

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「死に学問」という言葉

「川島明の辞書で呑む」という番組があります(テレビ東京)。番組紹介には「辞書で見慣れない言葉を探し合い、その意味をみんなで共有。その場で出会った言葉をツマミに語り合う辞書バラエティ!明日から使いたくなる日本語が満載です!」とあります。三省堂から発行されている辞書(国語辞典、新明解国語辞典)を使って、その日のお題(平仮名一文字)に従い、出演者のみなさんがお題の1文字で始まる気になる単語を発表しあ「川島明の辞書で呑む」という番組があります(テレビ東京)。番組紹介には「辞書で見慣れない言葉を探し合い、その意味をみんなで共有。その場で出会った言葉をツマミに語り合う辞書バラエティ!明日から使いたくなる日本語が満載です!」とあります。三省堂から発行されている辞書(国語辞典、新明解国語辞典)を使って、その日のお題(平仮名一文字)に従い、出演者のみなさんがお題の1文字で始まる気になる単語を発表しあうという内容で、あらためて辞書を引いて言葉の意味を確認する作業や、知らない言葉や用法を発見することの面白さを感じる番組です。先日開催された「5000人で辞書で呑む」という配信イベントに参加したところ、辞書持参で臨む方も多く、紙の辞書愛好家はまだまだけっこういらっしゃるようでした。

その日のお題の文字は「し」で、気になる単語として「死に学問」という言葉がピックアップされました(ちなみにスーパー大辞林3.0によると、その意味は「生かすことのできない学問。実際の役に立たない学問」とのこと)。

具体的にはどんなことを指す言葉なのか、エピソードトークでは、ゲストが「社会人になりたてのときに一生懸命に覚えたけど、今となっては時代遅れで使えなくなったスキルのようなものかな」という例を挙げました。私自身の経験で言うなら、「(Excelではなくて)ワープロできれいに表組を作る」「レポートにグラフを切り貼りする(パソコン編集ではなくて、紙とノリで物理的に)」類のことかなと思いました。
しかし、辞書を監修する先生方の解説では、「一度でも役に立ったことがあるものは『死に学問』には該当せず、そもそも役に立たないようなこと、たとえば落語の『あくび指南』のようなものを指します」とのことでした。
そう考えると、純粋に「まったく役に立たない学問や技術」を想像するのは意外と難しいもので、「以前には便利で役に立ったことがある」とか、通過点として「進歩の基になった」ようなものごとが、実際には多いのかなと感じました。


ときどきSNSで、学校で勉強するが役に立たない教科という話題がバズる時があります。曰く「古文や漢文は実生活の役に立たない」「三角関数は大人になってから使い道がない」など。が、その時の自分自身には役に立たない学問だとしても、それらの知識を用いて、想像もつかない技術革新を果たす人がどこかにいるかもしれません。また、直接的に役に立つのではなくても、いずれは教養となって自分の人格を支える礎になっているのではないでしょうか。
「落語の『あくび指南』のようなもの」という例えを聞いたとき、瞬間的に「なるほど」と思えたのも、そもそもは小学生の時に読んだ落語全集のおかげなのです。

さて、調査の仕事では、「自由回答を分類する」という形で言葉に触れることがよくあります。固有名詞の分類には「表記ゆれ」などを考慮する必要があったり、形容詞や動詞の分類には「ニュアンス的に近いものを集める」など微妙に調整の必要な作業がそれぞれ発生します。「人によって感じ方が違うから、分類も人によってぶれる」といったことが起こりやすい作業ですが、最近は生成AIなどの技術によってニュアンスも考慮した分類が可能になってきました。弊社の提供する「Codist」は、こうした“ニュアンス”的な部分を考慮した分類もできるうえに、分類のためのキーワードも自動で生成できる優れものです。ぜひ一度利用してみてください。

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