2022年3月16日にGoogle Forms APIがリリースされました。
Google Forms APIでは、Google Formsを操作するための様々な機能が実装されており、弊社でもどのように活用ができるか、APIを実際に使ってみた感想を弊社の若手エンジニアに聞いてみました!
Google Forms APIに関しての詳細は下記リンク先からご確認いただけます。
ニュース (英語)
ドキュメント (英語)
Web APIとは
今回公開されたGoogle Forms APIは、Web APIの一種ですが、そもそもWeb APIとはどのようなものなのでしょうか。
Web APIは、簡単にいうとHTTPプロトコルを用いてネットワーク越しに外部のプログラムなどからサービスの機能を呼び出すことができるインターフェースのことです。現在多くのWebサービスがWeb APIを公開しており、それらのAPIを利用することで、便利な機能が実現されます。
今回のGoogle Forms APIのリリースにより、外部システムからGoogle Formsの様々な機能が利用できることになります。
Google Forms APIにできること
Google Forms APIを利用することで、主に下記2点ができるようになります。
- フォームの作成・編集
- フォームの回答データの取得
つまり、APIを用いることによって、今までは手動で作成していたフォームの作成や回答の取得を自動化することが可能となります。
使ってみた感想
早速、Google Forms APIを利用してみました。
やはり、事前にフォームをjsonで定義しておけば自動でフォームを作成できるという点はとても便利だと感じました。
このAPIは、定期的に実施する簡易的な調査などにも利用できるシーンがあるのではないかと考えています。
改善してほしい点
とても便利な機能ではあるのですが、いくつか気になる点がありました。
まず1つ目に、フォームを定義するjsonが少し複雑すぎることです。
小規模なフォームであれば問題ないかと思いますが、大規模になるとjsonの作成に時間がかかってしまうことが考えられます。
2つ目は、フォームの管理名の変更がGoogle Drive API側にあることです。
以前から存在していたAPIなので仕方ないのかと思いますが、Google Forms API側でも利用できるようにしてほしかったと思っています。
アンド・ディでの今後の活用
アンド・ディでは様々な調査システムの開発や調査データの活用のために、最新の技術導入を行っております。
Googleアカウントはとても広く普及しており、無料でできる調査インターフェースとしてGoogle Formsは最も身近な存在だと思います。
アンド・ディでもGoogle Formsの様々な場面・環境での活用を検討してまいります。
もし自社でも試してみたい!、どんな活用方法があるか知りたい!など、ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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