ー今までどれくらいのサービスのシステム開発を行いましたか?
入社から5年間で受託も含めて約7つのサービスのシステムを担当しました。直近では昨年(2022年)11月にChatGPTがリリースされ、社内で大きな変化になると意見が一致し、当時行っていた開発を一時中断して2023年2月からGPT-3 APIを利用して開発を始め、最初のサービス「アイディエータ」を3月1日にリリースしました。その後、3月中旬にChatGPTの次のAPI(GPT-4 API)がリリースされ性能が向上したことで、機能をシンプルにした無料の「コーディスト」(β版)を5月30日にリリース。約半年の間に立て続けにChatGPTに関する2件のサービスをリリースすることが出来ました。
ーそんな短期間のリリースだったんですね。それを1人で行うのは大変じゃないですか?
「コーディスト」(β版)は、アンケートの自由回答(テキスト回答)をコード化を簡単に行うサービスで、リピートユーザーの方も多く、またさまざまな企業から「こういう機能が欲しい」などの問い合わせやお声がけを多くいただきました。まさにわたし達の技術力をアピールする機会になったので、大変というよりもやりがいに繋がったと思います。
コーディングは主に1人で担当していますが、個人で仕事をしているというよりはエンジニア全員で1つのチームという意識を持ち、週に1度以上は進捗共有を行って、メンバーからフィードバックやアドバイスなど適切なサポートを受けています。チームメンバーはそれぞれ異なる得意分野や経験を持ち、個々の特性に合った開発を行える環境になっていると思います。さらにそれぞれの知識を共有し合うことで、個々の技術力が向上したり、多様な視点からの検討で早期に課題を解決したり、複数人のコレビューによりコードの品質が向上するなど、チームとしての良さも感じています。
実際にこの5年間を振り返っても大変というよりは楽しかったというのが素直な感想です。会社自体は着実に進むという雰囲気で落ち着きがあり、業務は1人で任せてもらえる責任感・緊張もあり、そのバランスがとても良いと感じています。