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2024/07/17
外国人旅行者誘客の重要性がますます高まる中、彼らのニーズや要望を的確に把握し、効果的なPRを展開するためには、正確な調査データの取得が欠かせません。本記事では、外国人旅行者を理解し、興味や趣向を把握するための調査手法に焦点を当てます。また訪日旅行の目的や誘客したい地域の資源のポテンシャルを測定することで、効果的な誘客施策を展開するためにどのような方法があるのか?についていくつかご紹介したいと思います。
誘客に向けた基礎的なデータとして「JNTO 日本の観光統計データ」「観光庁 インバウンド消費動向調査(旧訪日外国人消費動向調査)」をはじめとする大規模な調査結果や「訪日ラボ インバウンドデータ」など居住国別の特徴や文化をまとめたものなど非常に役立つデータがたくさん公開されており、デスクリサーチを行う時間さえあればおよよそのマーケットは把握できるようになっています。
公開されているそれぞれのデータについて、見るべき項目などを少しご紹介します。
「JNTO 日本の観光統計データ」では、訪日外国人旅行者数や国別の来訪者数をわかりやすく取りまとめており、訪日外国人を誘客するためにまずは押さえておくべきマーケットのボリュームや変化を理解することができます。
「観光庁 インバウンド消費動向調査」では日本全体及び自分の地域(県・空港ベース)、ターゲット居住国別などでの消費と動向をより詳しく把握するためのデータを取得することができます。
「訪日ラボ インバウンドデータ」は、上記2つのデータをグラフ化し経年変化も見やすくまとまっており、特に自地域が含まれる「県」やターゲットの「国」をまずは知っておきたい方には非常にわかりやすいまとめ方となっています。
「県」や「居住国」レベルでのデータはこれまで紹介したデータなどから読み込んではみたものの、「私たちの地域」へ直接外国人旅行者を呼び込むためにはどうしたらよいか、という点については十分なデータが揃っているとは言えません。
「私たちの地域」で見てもらいたい・体験してもらいたいものが、外国人旅行者にとって興味・関心があるのか、どの程度来訪意向があるのか、どんな人が訪れたいと思ってくれるのかなどを具体的に知るには、現在のデータだけでは判断が難しいことが多く出てきます。
実際、国内旅行者に比べ、訪日外国人のデータを自分たちで取得し分析するには高いハードルがあります。外国人旅行者の特性は国や地域の違い、文化・歴史の違い、宗教の違いなどにより多様化しています。また、国内旅行者への調査方法や費用も異なり、調査方法によってはかなり高額になることもあります。
それでも、「私たちの地域」に外国人旅行者を集客する必要性は非常に高いのです。外国人旅行者の増加は地域経済に大きな影響を与えます。彼らが地域で消費することにより、経済循環が起こり新しい事業や雇用の創出につながります。また地元の住民との交流を促進することで、文化的な相互理解が深まると共に文化や歴史の継承や保全につながったり、旅行者が魅力を世界に発信することで地域の協力なPRに繋がることで更なる誘客が期待されます。
「私たちの地域」が外国人旅行者を引き付けるためには、現行のデータを活用しつつ、新たなデータ収集と分析を行い、地域の魅力を最大限に発信する必要があります。
データ収集(リサーチ手法)として何があるかの説明と、それぞれのメリットデメリットを紹介します。
これらのリサーチ手法で集めたデータを用い、地域の特性や観光資源を考慮したプロモーション戦略を策定し、ターゲットとなる外国人旅行者にアピールすることが重要です。
アンド・ディでは、外国人旅行者向け調査の実績が豊富にあります。外国人旅行者について「知りたいこと」や「こんなことに利用するためのデータが欲しい」など是非教えてください。
費用的にも適切な方法と結果の活用までアドバイスさせていただきます。