【コーディスト】インバウンド調査の「自由回答」を可視化!旅行者の期待と関心を空港別・国籍別に分析

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【コーディスト】インバウンド調査の「自由回答」を可視化!旅行者の期待と関心を空港別・国籍別に分析

アンケートの自由回答(FA)には、数値だけでは見えてこない貴重な本音が詰まっています。
しかし、「テキストデータの集計・整理に時間がかかる」「グラフだけでは社内やクライアントに魅力が伝わりにくい」といった課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、訪日外国人旅行者のニーズの把握をテーマに、自由回答分類ツール「コーディスト」の「イメージクラウド」機能を活用して、実際のインバウンド調査データを視覚化・分析した例をご紹介します。

100件の「生の理由」をグラフィック化!新機能「イメージクラウド」で見る消費者分析の新しいカタチ

インバウンド消費動向調査の自由回答をビジュアル化してみる

今回使用するのは、観光庁が実施している訪日外国人旅行者を対象とした2025年の「インバウンド消費動向調査」のデータです。
その中の「今回の旅行で、訪日前に一番楽しみにしていた観光スポットや行動は何でしたか。」という設問の自由回答を分析してみます。

自由回答のテキストデータをコーディストに入力すると、ボタンを押すだけで分類コード生成・コード付けが完了。
自動生成された分類結果は、そのまま同じ画面上でイメージクラウドのビジュアル画像として出力できます。
画像のスタイルは、6種類の中から「雑誌風イラスト」を選びました。

自由回答の分類結果をイラストで可視化!新機能「イメージクラウド」リリース

I. エリアごとの比較:福岡空港 vs 四国内空港

まずは、玄関口となるエリア(空港)ごとの傾向の違いを可視化・比較してみます。

分類手順としては、まず福岡空港の回答データから15個の分類コードを自動生成してコード付けを行いました。
その後、上位7つのコードを共通コードとして維持したまま、四国内空港の回答に合わせて新たに8つのコードを追加・分類しています。

「コーディスト」機能アップデート:分類コードの「追加生成」が可能になりました

福岡空港
四国内空港

2つのイメージクラウドを比較すると、訪日旅行者がそれぞれの地域に期待している体験の違いがひと目で伝わります。

● 福岡空港
中央に配置された「グルメ」をはじめ、「買い物」「観光」「街歩き」といった都市型の魅力や滞在コンテンツが上位を占めています。食や買い物を中心としたアクティブな都市観光が主な目的となっていることがうかがえます。

● 四国内空港
中央に「観光」が大きく配置され、「直島」「栗林公園」「小豆島」といった具体的なスポット名が可視化されています。また、「祭り・イベント」「美術館巡り」「自然体験」など、その土地ならではの文化・アート体験やアクティビティ目的が多いことが分かります。

II. 国籍ごとの比較:福岡空港(韓国 vs 米国)

次に、同じ福岡空港を利用した訪日客の中でも、国籍(市場)によって関心にどのような違いがあるのかを同様の手順で比較してみます。

福岡空港<韓国>
福岡空港<米国>

同じ空港を利用していても、来訪者の国籍によって「楽しみにしていること」の特徴に違いが見られます。

● 韓国
「グルメ」をはじめ、「買い物」「温泉」「街歩き」など上位の項目は共通しています。一方で、下位には「パチンコ・ゲーム」「カプセルトイ体験」「コンサート鑑賞」といった項目が並んでおり、比較的若いカルチャーや身近な娯楽体験を楽しんでいる傾向がうかがえます。

● 米国
「グルメ」や「温泉」「観光」「街歩き」などが中心である点は韓国と共通しつつも、下位の「スポーツ・アクティビティ」「寺社仏閣巡り」「着物体験」「陶磁器鑑賞」などから、日本の歴史・伝統文化や体験型コンテンツへの関心が見てとれます。

おわりに

テキストデータを「イメージクラウド」でビジュアル化することで、グラフや数字の表だけでは伝わりにくい「旅行者の感性」や「定性的なニュアンス」を一瞬で共有できるようになります。
プレゼン資料や報告書の説得力を高めるツールとして、ぜひ「コーディスト」をご活用ください。

また、今回の分析で使用した「インバウンド消費動向調査」について、各都道府県やエリアごとの定量的な実態データはこちらで無料で配布しています。
自地域のインバウンド分析やマーケティング施策の検討に、ぜひお役立てください。