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2024/05/22
観光DXを進めたいと思っているけど、よくわからない。そもそもDXってなに?という方も多くいらっしゃるでしょう。そこで今回は、「DX化」から「観光DX」までを具体的な事例を用いて簡単にご紹介します。
まずDXとは、デジタルトランスフォーメーションの略称で、デジタル技術を用いてこれまでの概念やあり方を変えることです。
これだけではわかりづらいので、詳しくみていきましょう。DXの前には「デジタル化」「IT化」という2つのステップがあり、順を追ってそれぞれのステップについて説明していきます。
これまでアナログな手法で取り組んでいた事柄を、デジタル技術によって自動化・最適な形へ変化させることです。具体例として、以下のことがあります。
デジタル化によって、様々な業務が置き換えられました。それらにより、私たちの生活や業務がより効率的に行われることをIT化といいます。具体的には以下のようなことです。
デジタル技術が人間生活のあらゆる側面に引きおこす変化と定義されており、ITやデジタル技術を活用することで、従来の活動内容が便利で効率的に変化することを意味します。いくつか具体例を挙げます。
このようにデジタル技術の活用で、様々な分野で仕事のやり方や商品・サービスが変わり、私たちの仕事や生活がスピーディかつ効率的、そして便利に行うことができるようになってきました。
では、本題の「観光DX」に焦点を当てていきましょう。
観光DXとは、データの活用で、地域を活性化させることです。DXに向けて3つのステップがあったように、「地域活性化」も同じく3つのステップがあります。
これらの過程で「データ収集と活用」を行うことで、よりスピーディーかつ効率的に地域活性化につなげることを「観光DX」と呼びます。
観光DXでは、デジタル技術やビッグデータなどを取り入れることで、これまで取得ができなかった動態分析や、ダイレクトかつ大量のターゲットプロモーションを通して、収益を拡大し、地域活性化につなげることが期待されます。
ここからは、DX化が進んだ1~3のステップに対して、従来からどのような変化が起こったのか代表的な事例をご紹介します。
観光客と地域住民の両方のニーズを知ることがマーケティングを進める第一歩となります。従来の紙でのアンケートでデータを取ることも重要ですが、デジタル技術を利用することで、より効率的に、かつアプローチが難しい外国人のデータなども取得が可能です。具体的には、デジタル技術の発展により、以下のような新しい手段が増えました。
観光客に地域を知ってもらう・魅力を伝える、事業者にとっては予約をはじめとする在庫管理の手間を削減し、大幅に効率化させるなど、これまでマンパワーと多様な関係者及び費用がかかっていた収益を拡大するための活動が容易に実施できるようになりました。
収益を拡大する仕組みを元に、旅行者や地域へのサービス向上に利益や恩恵を還元することで観光資源の魅力向上、地域ブランディング、人材確保などの好循環が生まれます。これらは旅行者だけでなく地域の住民への好循環にもなるので、住民の方の理解を得ることにつながり、より良い観光地と地域づくりに貢献することができます。
人材不足でなかなか手が回らない…と悩まれている方も多いと思います。ここで、観光マーケティングでも新しい技術を使うことによって、アナログ→デジタル化で業務が円滑に進むように、今まで手が回らなかったプロモーション活動の実施や、データから新しい気付きを得ることができるようになります。
「人が動いてやること」と「ITやAIに任せること」を上手く区別することで、人材不足やコストカットとマーケティングの高度化の両方を実現することができます。
予算の投資先も増えてきました。
ただし新しい手段だけに傾倒してしまうと、例えば「動態データ」の購入で人流とボリュームは把握できるものの「誰と来て、どれくらいお金を使ったのか?」「何をして、満足してくれたのか?」という人流を生む理由や効果などの理解にはつながりません。従来のアンケートで質的なデータを取得しつつ、最新の技術を活用していくことで、より信頼度が高くマーケティングに活かせるデータを取得することができるのです。
アンド・ディでは、従来の紙アンケート配付や聞取り調査での費用とマンパワーが負担になる調査方法から、QRの配付・スマホからの回答などIT技術を取り入れた調査サービスを提供させていただいております。まずはお気軽にご相談ください。
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