選ばれる大学であるために
既存学部の事業性・新学部設置の市場性を見極め、方向性を示すデータと考察を提供します
全国の大学の抱えるあらゆる課題に対応し、高校生や大学生のパネルリサーチからAI処理やデータクローリングまで、データ分析・処理ニーズにお応えしています。
大学を取り巻く環境は、18歳人口の減少などの構造的な変化を含め年々厳しさを増してきており、なかでも帰属収入に直結する学生募集の成否は最重要課題です。
貴学志願者を集めるためには何か必要なのか?成否を分ける要因は何なのか?効果的な募集・コミュニケーション戦略の立案に向けた調査をご提案いたします。
いま大学においても戦略的経営が求められている
多くの大学は取り巻く環境の変化により様々な課題に直面し、新たな戦略の策定と実行を機軸とした経営が求められている。
大学を取り巻く環境の変化
将来予測も可能な構造的な変化
技術革新や時間の経過により起こる変化
- 18歳人口の減少、定員管理の厳格化
- 国家財政・経済情勢の悪化
- 大学教育の質的変換への要望強化(生涯学び続け、主体的に考える力を育成する)
- ICT教育化
- グローバル化の進展
大学経営課題の表面化
構造的要因に起因する課題
短期的に発生する課題
- 財務的な経営課題(帰属収入の減少、AL、ICT導入、語学教育等の教育・環境設備導入コストの増大)
- 教学的な経営課題(教育実践方針の策定と管理・運用、ステークホルダーとの相互理解)
戦略的経営の導入
上記課題を克服し、大学の目指すビジョンを実現するために戦略策定、実行する
- 課題分析、改善計画・事業計画への反映、予算統制、管理・実行
- 上記のサイクル化
戦略的経営とは
戦略的経営とは、自校のビジョン・目的を達成するために、環境・資源の分析に基いた戦略を策定し、経営プロセスの中で継続的に実行・管理していくことである。

改善計画・事業計画に反映、環境に応じた戦略策定
無駄のない効果的なプランであること
実行可能で自校資産を有用に活用できるプランであること
具現化(戦術化)し具体的アクションプランまで落とし、KPIを設定すること
戦略実行・管理、予算統制
戦略とは仮説であり、実行により戦略の検証・修正を行う
予算管理は、予実差異、業績評価など事中・事後での予算統制も行う
戦略の再評価
戦略という仮説を指標から再評価・再検証する
評価を通して戦略と実行結果に学び、得られた知見を次に活かす
課題分析、外部環境・内部環境分析
社会環境や競合校の状況などの外部環境を評価した上で、自校資源の強み・弱みなどの内部環境を相対的に分析・施策に結び付くヒントを見出す
戦略的経営において最も重要なのは、学生募集時のコミュニケーション戦略
大学経営におけるコミュニケーション戦略は、大学内でのインナーにおけるコミュニケーション戦略と外部ステークホルダーズ(アウター)とのコミュニケーション戦略に分けられるが、特に、自校帰属収入に直結する志願者確保のためのアウターとのコミュニケーション戦略は最も重要といってもよい。
効果的な学生募集時のコミュニケーション戦略とは、志望・入学意向の最大化、入学定員確保などの目標・目的を達成するために、自校のターゲットに向けて、自校の情報を効率的・効果的に伝える戦略である。
ビジョン、目標・目的の達成
-
誰に?
ターゲティング
- ターゲットの定義
(居住地域、偏差値、進学志望動機などから市場を細分化)ターゲット特性の詳細把握により、ペルソナ(自校が求める理想的な学生像)まで描く
- ターゲットの定義
-
何を?
情報内容・USP
- 大学に求める期待価値/自校の特徴/競合校(群)の特徴から競合校に対し差別化された要素の有無(USPがあれば訴求)情報・メッセージの統一感(トーン&マナー)/抽象化された情報
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いつ?
タイミング
- 進学検討プロセスの各段階において、適切な情報を伝達する
(自校の理解浸透、評価育成などコミュニケーションの目標自体が変わる)
- 進学検討プロセスの各段階において、適切な情報を伝達する
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どのように?
手段・チャンネル
- 適切なメディア・媒体によりターゲットに訴求
効果的なコミュニケーション戦略とは
戦略の立案⇨実行⇨検証の継続的な循環により、志願者確保に貢献できる戦略でなければならない。また、このサイクルにより学内改革や中⻑期的なブランディングにも寄与することになる。

調査ラインアップ一覧
大学の マーケティング 課題 |
大学・学部学科設置前 | ||
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分野系統の見定め【ニーズ把握】 |
競争力の裏付け【コンセプト確定】 |
文科省申請用調査【審査通過】 |
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対応調査 | ||
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分野系統 マーケット推計 |
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ニーズ調査 | コンセプト・ ブラッシュアップ調査 |
受容性調査 |
大学の マーケティング 課題 |
大学・学部学科設置後 | ||
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募集施策の検証【現状課題把握/プロダクト開発】 |
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継続的な検証・改善/教育プログラム改革/中⻑期的な施策見直し【ブランディング開発/目標設定/顧客エンゲージメントの向上】 |
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対応調査 | ||
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OC参加者調査 | ||
オンラインOC 評価調査 |
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非入学者・非出願者調査 | ||
入学者調査 | 在学満足度調査 | 卒業時満足度調査 |
オンライン授業調査 | ||
募集プロセス分析 | 中退防止システム | |
ステークホルダーズ調査 | ||
高校生: 自校浸透度 |
在校生: 満足度 |
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高校生保護者: 自校浸透度 |
卒業生: 在籍満足度 |
企業採用担当者: 自校浸透度 |
高校生教師: 自校浸透度 |
教職員: 在職満足度 |
一般社会人: 自校浸透度 |
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